日本人として恥ずかしい・・
なんかスッキリしませんね。 日本人はみんなそう思ってる?!
ー台湾に、124万人分のワクチンを、プレゼントした話ー
台湾と日本とは友人だ。みんなそう信じている。私も信じている。
東北の大震災の時、真っ先に志を寄せてくれたのは台湾のひとたちであった。
2百数十億円もの善意の募金を寄せてくれたことは、誰も忘れない。
おこづかいを削ってでも、台湾の子供たちは寄付をしてくれた、と聞く。
今回のコロナによって、世界中が犠牲を強いられる中、台湾は優等生であった。
その優等生にもコロナの魔手は襲いかかって、とうとう台湾の中心都市に蔓延をはじめた、という。
日本も、他を救うゆとりはないのかもしれない。
だが、普段から、”台湾は重要な友人だ”と言っている割には、これは何たる体たらくであるか。
日本は、中国や欧米と数字を比べれば、明らかに感染者は少ない。
でも、亡くなった人は多いし、これからも簡単にはなくならない。
そんな中、唯一の切り札として登場してきたのが、ワクチンである。
悲しいかな、日本では自作できていない。そのための大した努力もしていない。したがって、欧米
から譲ってもらうという情けない立場である。 しかし、日本の国力、信用と首相の努力によって、
日本国民にとって、十二分のワクチンを契約し、現に輸入することができた。
そのうち、AZ社のワクチンは、潔癖な日本人の性によって、輸入はできるが、いまだに公的な使用が
認められていない。現在日本人には使えないし、日本人も”わずかな血栓を生じる可能性がある”こと
を過大に取り上げて毛嫌いしている。 そのようなワクチンを、124万人分、台湾にプレゼントしたのである。
日本人は、自分が毛嫌いして使わないものを、大恩ある台湾にプレゼントしたのである。
私はそう解釈している。これは、貧しくて飢えている人に、自分の「食べ残し」を与えたに等しい。
友人として、日本人として、まことにまことに恥ずべき仕業であると、私は考えるのだが・・
本当の友人には、自らが重用しているものをこそ、分けてあげるべきである。
日本人が、日本人であることを誇りに思うのなら、今すぐ、台湾には500万人分ていどの良質の
ワクチンをプレゼントするべきである。 私はそう提案したい。 野坂 昌希
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ー尊敬するマザー・テレサは、こう言っていましたー
「余った物、残り物は要りません。貧しい人たちは、憐れみや見下すような態度は必要として
ないのです。 彼らが必要としているのは、あなたの愛と親切なのです。」