ごあいさつ

理事長の「野坂 昌希( のさか まさき)」と申します。

9字の名言

「こけたら立ちなはれ」
これは松下幸之助の言葉です。(松下電器産業:現パナソニックの創業者)
こけた時(うまく行かなかった時)、私たちは
―どうして失敗したんだろうか?
―あの時○○君がこうしたから、失敗したんだ。
―あの時こうやっておれば、もっとこうだったのに・・・
 とか考えるものですが、松下幸之助は一言。
「まず立って、次にこれからのことを考えなさい。」
何度も何度も、だまされ、失敗し続けてきた人だから、言える言葉ですね。

「自分は失敗の名人だ」
と言ったのは、発明王と言われるアメリカの大発明家エジソン(1847~1931)。「電球」を発明、それまで暗闇だった「夜」を明るい世界にした偉人です。
「失敗?失敗じゃないよ。こうしたらうまく行かない、ということを発見した、【成功】だよ。」
まったく別の方向から、前向きに考えることができるんですね。小さな発明でも、「工夫して→実験して→失敗して」ということを、700回くらい繰り返して、やっと完成したといいます。

名言カルタ

このような素晴らしい言葉(名言)を、世界中から集めました。そして50枚でカルタを作りました。だから「名言カルタ」です。ちっちゃな子供たちから、お年寄りまで、みなさんに楽しんでいただいて「なるほどな!」と思っていただけたら、幸いです。

2500年前のギリシャのことわざに、「言葉に打たれぬ者は、杖で打っても効き目がない。」
それほど、言葉の力はスゴイのですね!その「言葉」を大切にしてきたのが、日本です。

「霧の中を行けば、覚えざるに衣湿(しめ)る」
これは道元禅師(800年前に禅宗の曹洞宗を開いた人)の言葉です。

霧の中を歩んでいけば、知らない間に着物が湿っているよ。というように、みなさんの心の中に、良い言葉がしみ通っていきますように・・・